荊芥連翹湯
薬漢方薬辞典
荊芥連翹湯
慢性化した皮膚トラブルに用いられる処方です。16種類の生薬から成る比較的構成の多い処方で、蓄膿症やにきびにも広く使われます。
この処方について
由来と東洋医学的な位置づけ
荊芥連翹湯は、荊芥(けいがい)・連翹(れんぎょう)・防風など16種類の生薬から構成される処方です。血のめぐりを整える生薬と、熱を冷ます生薬を組み合わせた構成になっています。 東洋医学では、皮膚トラブルが慢性化すると、体内の熱が血のめぐりの中に深く入り込んだ状態(血熱)になると考えます。荊芥連翹湯は、この血熱を鎮めることを目的とした処方で、比較的体力があり、慢性的な皮膚の炎症を繰り返す方に用いられます。
効能・効果
どんな症状に用いられるか
一般用医薬品 添付文書情報より
比較的体力があり、皮膚の色が浅黒く、腹壁が緊張しているものの次の諸症:蓄膿症(副鼻腔炎)、慢性鼻炎、にきび、扁桃腺炎、皮膚炎
構成生薬
荊芥連翹湯を構成する生薬
向いている体質
こんな体質・お悩みの方に
血熱タイプ
慢性化した炎症
乾燥傾向
体力がある方
比較的体力があり、皮膚の色が浅黒く、慢性的な皮膚トラブルを繰り返す方に用いられることが多い処方です。
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服用にあたって
上記の効能・効果や構成生薬は、公的な医薬品情報に基づく一般的な内容です。実際の服用にあたっては、体質や他の服用薬との組み合わせによって適否が異なるため、自己判断での購入・服用ではなく、薬剤師・登録販売者・医師にご相談ください。
あなたの体質に合わせて調整することもできます
一心堂薬局では、荊芥連翹湯のような既製の処方をそのままお渡しするだけでなく、問診を踏まえて生薬の配合バランスを調整するオーダーメイド漢方もご提案しています。「なんとなく合わない気がする」という方も、お気軽にご相談ください。
参考文献・出典
この記事の情報源
荻秀康(薬剤師) / 漢方専門 一心堂薬局
漢方薬局にて7年勤務。体質相談・オーダーメイド漢方のご提案を行っています。
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の効能を保証するものではありません。体質や症状には個人差があり、服用にあたっては薬剤師・登録販売者・医師にご相談ください。
