掌蹠膿疱症とは
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掌蹠膿疱症とは
手のひらや足の裏に膿疱や水ぶくれが繰り返しできる「掌蹠膿疱症」について、原因やセルフチェック、漢方でのアプローチをまとめました。
この記事のポイント
- 01掌蹠膿疱症とは?特徴と原因を解説
- 02体質タイプ別にみる、漢方でのアプローチ
- 03日常生活で気をつけたいポイント
セルフチェック
当てはまるものにチェックを入れてみてください。
掌蹠膿疱症とは
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は、手のひら(掌)や足の裏(蹠)に、無菌性の膿疱(膿を持った水ぶくれ)が新しくできたり治ったりを繰り返す、慢性の皮膚疾患です。膿疱に混じって水疱がみられることもあります。
はっきりとした原因はまだ完全には解明されていませんが、扁桃炎や歯周病といった体のどこかにある慢性の炎症(病巣感染)が引き金となって発症・持続することが多いとされています。また、喫煙との関連が強く指摘されているほか、歯科金属によるアレルギーが関与するケースもあります。
まれに、前胸壁の痛みなど骨や関節の症状を伴う「掌蹠膿疱症性骨関節炎」を合併することがあります。乾癬や汗疱などの似た症状の病気と見分けるため、皮膚科での正確な診断が大切です。
主な原因
一般的な治療
皮膚科では、まず禁煙指導と病巣感染(扁桃炎・歯周病など)の検索・治療が基本となり、これだけで軽快・改善する例もあります。並行して、ステロイドや活性型ビタミンD3の外用療法、エキシマライトなどの光線療法が行われ、効果が不十分な場合は内服薬や生物学的製剤が検討されます。歯科金属が関与している場合は、歯科と連携した治療が行われることもあります。
漢方での考え方
漢方では、掌蹠膿疱症のような繰り返す膿疱・炎症を、体内にこもった「熱」や「湿」、あるいは血の巡りの滞り(瘀血)と関連づけて捉えることがあります。体質や症状の状態に応じて、熱を冷ましたり、巡りを促したりすることで、皮膚科での病巣感染治療・外用治療と並行した体質面からのサポートを行います。
よく使われる処方
体質のタイプによって、次のような処方が選ばれることがあります。
実際の漢方治療例
40代 女性
喫煙歴があり手足の膿疱を繰り返すケース
ご相談時の状態
漢方的な見立て
ご提案した漢方薬
その後の経過
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よくある質問
Q掌蹠膿疱症は人にうつりますか?
Aいいえ、うつりません。膿疱は無菌性(細菌のいない状態)であり、感染症ではないため、他の人にうつることはありません。
Qタバコをやめれば治りますか?
A喫煙との関連が強く指摘されており、禁煙によって症状が改善する方も多くいます。ただし全員に当てはまるわけではなく、病巣感染など他の要因もあわせて確認することが大切です。
Q歯科金属を除去すれば治りますか?
A金属アレルギーが関与するケースもありますが、除去だけでは改善しない例も多く、歯性病巣(歯周病など)の治療を同時に行う場合があります。自己判断で除去する前に、皮膚科・歯科に相談してください。
Q水疱や膿疱はつぶしてもいいですか?
A自己判断でつぶしたり、かさぶたを無理にはがしたりするのは避け、皮膚科の指示に従ったケアをおすすめします。
Q掌蹠膿疱症と水虫はどう違いますか?
Aどちらも足に症状が出ることがあり紛らわしいですが、水虫は真菌(カビ)の感染症であるのに対し、掌蹠膿疱症は無菌性の膿疱です。自己判断で市販の水虫薬を使うと悪化することもあるため、皮膚科での診断が大切です。
Q漢方薬だけで治療できますか?
A漢方薬は体質面から症状の緩和をサポートする位置づけです。まずは禁煙指導や病巣感染の検索・治療など、皮膚科での標準的な診療を基本とし、並行して取り入れることをおすすめします。





