十味敗毒湯
薬漢方薬辞典
十味敗毒湯
化膿性の皮膚トラブルに用いられる代表的な処方です。名前の通り10種類の生薬から成り、皮膚に溜まった膿を排出することを目的としています。
この処方について
由来と東洋医学的な位置づけ
十味敗毒湯は、柴胡・桜皮(おうひ)・桔梗など10種類の生薬から構成される処方です。「皮膚に溜まっている膿を排毒させる」という意味から、この名がつけられました。 東洋医学では、皮膚の化膿性トラブルを、体内の余分なものを排出しきれていない状態と捉えます。十味敗毒湯は、この排出を助けることを目的とした処方で、比較的初期の、分泌物の少ないできものに用いられます。
効能・効果
どんな症状に用いられるか
一般用医薬品 添付文書情報より
化膿性皮膚疾患、急性皮膚疾患、蕁麻疹、急性湿疹、水虫
構成生薬
十味敗毒湯を構成する生薬
向いている体質
こんな体質・お悩みの方に
化膿性タイプ
分泌物が少ない
初期の皮膚トラブル
体力中等度
化膿を伴う皮膚トラブルの、比較的初期の段階に用いられることが多い処方です。分泌物(浸出液)が少ないタイプに向いています。
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服用にあたって
上記の効能・効果や構成生薬は、公的な医薬品情報に基づく一般的な内容です。実際の服用にあたっては、体質や他の服用薬との組み合わせによって適否が異なるため、自己判断での購入・服用ではなく、薬剤師・登録販売者・医師にご相談ください。
あなたの体質に合わせて調整することもできます
一心堂薬局では、十味敗毒湯のような既製の処方をそのままお渡しするだけでなく、問診を踏まえて生薬の配合バランスを調整するオーダーメイド漢方もご提案しています。「なんとなく合わない気がする」という方も、お気軽にご相談ください。
参考文献・出典
この記事の情報源
荻秀康(薬剤師) / 漢方専門 一心堂薬局
漢方薬局にて7年勤務。体質相談・オーダーメイド漢方のご提案を行っています。
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の効能を保証するものではありません。体質や症状には個人差があり、服用にあたっては薬剤師・登録販売者・医師にご相談ください。
