蕁麻疹とは
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蕁麻疹とは
かゆみを伴う赤い膨らみが突然現れる「蕁麻疹」について、原因やセルフチェック、漢方でのアプローチをまとめました。
この記事のポイント
- 01蕁麻疹とは?特徴を解説
- 02体質タイプ別にみる、漢方でのアプローチ
- 03日常生活で気をつけたいポイント
セルフチェック
当てはまるものにチェックを入れてみてください。
蕁麻疹とは
蕁麻疹は、皮膚の一部に赤みを帯びた膨らみ(膨疹)が突然現れ、強いかゆみを伴う病気です。多くの場合、症状は数十分から数時間程度で、跡を残さずに消えるのが特徴です。
蕁麻疹には多くのタイプがあり、症状が続く期間によって、発症から6週間以内の「急性蕁麻疹」と、6週間を超えて繰り返す「慢性蕁麻疹」に大きく分けられます。慢性蕁麻疹の多くは、特定の原因が特定できない「特発性」とされ、はっきりとした誘因が分からないまま繰り返すことも珍しくありません。
そのほか、特定の食べ物や薬剤が原因となる「アレルギー性蕁麻疹」、汗をかいたときに出る「コリン性蕁麻疹」、皮膚をこすったときに出る「機械性蕁麻疹(皮膚描記症)」など、誘因によって分類されるタイプもあります。病態にはまだ未知の部分も多いとされていますが、近年、皮膚の中の肥満細胞(マスト細胞)を中心とした仕組みの解明が進んでいます。
主な原因
一般的な治療
皮膚科では、日本皮膚科学会の診療ガイドラインに基づき、抗ヒスタミン薬の内服が治療の基本となります。急性の蕁麻疹は原因を避けることと薬物療法で比較的早く改善することが多い一方、慢性蕁麻疹は原因がはっきりしないことも多く、症状が消えた後も一定期間、抗ヒスタミン薬の内服を続けることが再発予防に役立つとされています。効果が不十分な場合は、薬の増量や種類の変更、専門的な治療が検討されます。
漢方での考え方
漢方では、蕁麻疹を体内にこもった「熱」や「湿」、血の巡りの滞り、あるいは体力の低下に伴う体表を守る力(衛気)の乱れと関連づけて捉えることがあります。症状の出方(かゆみが強く熱感を伴うタイプか、冷えると悪化するタイプかなど)によって体質を見立て、それぞれに合った処方を用いることで、皮膚科での治療と並行した体質面からのサポートを行います。
よく使われる処方
体質のタイプによって、次のような処方が選ばれることがあります。
実際の漢方治療例
30代 女性
原因不明の慢性蕁麻疹
ご相談時の状態
漢方的な見立て
ご提案した漢方薬
その後の経過
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よくある質問
Q蕁麻疹は何かのアレルギーが原因ですか?
Aアレルギーが原因となるケースもありますが、慢性蕁麻疹の多くは特定の原因が分からない「特発性」とされています。必ずしもアレルギー検査で原因が判明するわけではありません。
Q症状が消えたら薬をやめても大丈夫ですか?
A慢性蕁麻疹の場合、症状が消えた後も一定期間抗ヒスタミン薬を続けることが、再発予防に役立つとされています。自己判断で中断せず、医師の指示に従ってください。
Q食べ物が原因の場合、二度と食べられませんか?
A原因となる食物が特定された場合は、医師の指導のもとで対応を検討します。自己判断で極端な食事制限をする前に、皮膚科・アレルギー科に相談することをおすすめします。
Q患部を冷やせば良くなりますか?
Aかゆみの軽減に局所の冷却が役立つ場合もありますが、症状の種類によって効果が異なります。自己判断だけに頼らず、医師の指導を受けることをおすすめします。
Qストレスで蕁麻疹は悪化しますか?
Aはい。ストレスや疲労は蕁麻疹の悪化要因の一つとされています。心身の負担を減らす工夫も、症状の安定に役立つと考えられています。
Q漢方薬だけで治療できますか?
A漢方薬は体質面から症状の緩和をサポートする位置づけです。皮膚科での標準治療(抗ヒスタミン薬など)に置き換わるものではないため、並行して取り入れることをおすすめします。





