湿疹とは

湿疹のイメージ
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皮膚のお悩み 2026.08.31

湿疹とは

皮膚に赤みやかゆみ、小さなブツブツが現れる「湿疹」について、原因やセルフチェック、漢方でのアプローチをまとめました。

湿疹のイメージ

この記事のポイント

  1. 01湿疹とは?主なタイプを解説
  2. 02体質タイプ別にみる、漢方でのアプローチ
  3. 03日常生活で気をつけたいスキンケアのポイント

セルフチェック

当てはまるものにチェックを入れてみてください。

0/6が当てはまりました まずは気軽な気持ちでチェックしてみましょう。

湿疹とは

湿疹(皮膚炎)とは、皮膚に赤み、かゆみ、小さなブツブツ、じくじくとした滲出(しんしゅつ)などが現れる、ありふれた皮膚の炎症状態の総称です。特定の一つの病気を指す言葉ではなく、原因や見た目によっていくつかのタイプに分類されます。

代表的なものに、特定の物質との接触が原因で起こる「接触皮膚炎(かぶれ)」、コイン状の発疹が特徴の「貨幣状湿疹」、手や足に水疱ができやすい「異汗性皮膚炎(汗疱)」などがあります。アトピー素因のある方に多い「アトピー性皮膚炎」も、湿疹の一種として扱われます。

多くの湿疹は、皮膚のバリア機能の低下に、乾燥・刺激物・アレルゲン・汗・ストレスなどの要因が加わることで発症・悪化すると考えられています。良くなったり悪くなったりを繰り返す慢性的な経過をたどることも少なくありません。

湿疹とは

主な原因

一般的な治療

皮膚科では、まず原因やタイプを見極めるために問診や視診、必要に応じてパッチテストなどを行います。治療は、ステロイド外用薬などによる炎症の抑制と、保湿剤によるスキンケアが基本となります。原因となる物質が特定できる場合は、それを避けることも重要な対策です。かゆみが強い場合は抗ヒスタミン薬の内服が併用されることもあります。

漢方での考え方

漢方では、湿疹を体内の「湿(余分な水分)」や「熱」のこもり、あるいは「血虚(血の不足)」による皮膚の乾燥などと関連づけて捉えることがあります。じくじくとした湿った症状が強いタイプ、赤みや熱感が強いタイプ、乾燥が目立つタイプなど、症状の現れ方によって体質を見立て、それぞれに合った処方を用いることで、皮膚科での治療と並行した体質面からのサポートを行います。

よく使われる処方

体質のタイプによって、次のような処方が選ばれることがあります。

実際の漢方治療例

ご相談例01

30代 女性

繰り返す手のかゆみと乾燥を伴う湿疹

✓

ご相談時の状態

家事や水仕事の後に手のかゆみと乾燥を繰り返し、皮膚科の外用薬で一時的に良くなってもすぐ悪化していた。
✓

漢方的な見立て

血虚(血の不足)による皮膚の乾燥と、軽度の熱のこもり。
✓

ご提案した漢方薬

温清飲 など(症状や体質により調整)
✓

その後の経過

保湿ケアと並行し、数か月で手荒れの頻度が減ったとのご報告。
ご相談例02

40代 男性

じくじくとした湿疹が繰り返すケース

✓

ご相談時の状態

汗をかきやすい時期になると、体幹を中心にじくじくとした湿疹が出やすい。
✓

漢方的な見立て

体内の「湿」の停滞による皮膚の炎症。
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ご提案した漢方薬

消風散 など(症状や体質により調整)
✓

その後の経過

服用から1〜2か月ほどでじくじく感が軽減し、症状の再発頻度も減ったとのご報告。

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よくある質問

Q湿疹は人にうつりますか?

Aいいえ、うつりません。湿疹(皮膚炎)は感染症ではなく、体質や刺激物への反応による皮膚の炎症です。

Q湿疹とアトピー性皮膚炎は同じですか?

Aアトピー性皮膚炎は湿疹の一種ですが、湿疹にはそれ以外にも接触皮膚炎や貨幣状湿疹など、さまざまなタイプがあります。

Q保湿だけで治りますか?

A軽度であれば保湿だけで改善することもありますが、炎症が強い場合はステロイド外用薬など医療機関での治療が必要になることが多いです。

Q原因となる物質はどうやって調べますか?

A皮膚科でのパッチテストなどにより、特定の物質へのアレルギー反応の有無を調べることができます。心当たりのある方は相談してみましょう。

Q市販薬でケアしても大丈夫ですか?

A軽い症状であれば市販の保湿剤やかゆみ止めで対応できることもありますが、長引く場合や悪化する場合は自己判断を続けず、皮膚科を受診してください。

Q漢方薬だけで治療できますか?

A漢方薬は体質面から症状の緩和をサポートする位置づけです。皮膚科での標準治療に置き換わるものではないため、並行して取り入れることをおすすめします。

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