妊活とは
妊活とは
基礎体温をつけ始めた、葉酸のサプリが気になる——それも立派な妊活の第一歩です。妊娠しやすい体づくりのために知っておきたいこと、基礎体温から見るタイプ別の漢方でのアプローチをまとめました。
妊活とは、妊娠を望む方が、妊娠しやすい体づくりや生活習慣の見直しに取り組むことの総称です。「妊娠を意識し始めたとき」が始めどきとされ、基礎体温の記録、栄養バランスの整った食事、質の良い睡眠、適度な運動など、生活全体を整えることが土台になります。
基礎体温は、排卵を境に体温が低い「低温期」と、排卵後にプロゲステロン(黄体ホルモン)の働きで体温が上がる「高温期」の二相に分かれます。低温期・高温期がそれぞれ約14日間、その差が0.3〜0.5℃程度あり、高温期への移行が1〜2日で切り替わるのが理想的な形とされていますが、これはあくまで目安であり、個人差があります。3ヶ月程度の平均でみることが大切です。
漢方(東洋医学)では、妊娠しやすい体づくりを「気・血・水」のバランスを整えることと捉え、基礎体温のパターン(低温期が長い、高温期が短い、周期が乱れやすいなど)に応じた処方が用いられます。
こんな基礎体温・症状の変化、思い当たりませんか
当てはまるものにチェックを入れてみてください。
※個人差があります。基礎体温は1周期だけでなく、3ヶ月程度の平均でみることをおすすめします。気になる変化が続く場合は婦人科への相談もご検討ください。
基礎体温のパターン別に見る、漢方でのアプローチ
漢方では、基礎体温のパターン(低温期が長く体温が上がりにくいか、高温期が短く不安定か、周期が乱れやすいか)に応じて、処方の考え方が異なります。
低温期が長いタイプ(冷え・むくみが目立つ方)
手足の冷え、むくみが目立ち、低温期の体温が上がりにくいタイプです。血を補いながら、卵巣・子宮の血流をサポートする処方が選ばれる傾向があります。
代表処方:当帰芍薬散高温期が短いタイプ(乾燥傾向が目立つ方)
体力があまりなく、手足のほてりや唇の乾燥が目立つタイプです。高温期(黄体期)が短い、または不安定な方に用いられることが多い処方です。
代表処方:温経湯周期が乱れやすいタイプ(ストレスが目立つ方)
ストレスによって「気」のめぐりが滞りやすく、周期が不規則になりがちなタイプです。イライラ・不安感を伴う方に用いられることが多い処方です。
代表処方:加味逍遙散1年以上妊娠しない場合は、まず婦人科へ
漢方薬は体質を整えることを目的としたものであり、妊娠を保証するものではありません。避妊せず1年以上性交しても妊娠しない、月経不順があるといった場合は、自己判断せず早めに婦人科・不妊治療専門の医療機関を受診することをおすすめします。
代表的な漢方処方
この3タイプは、あくまで「大まかな目安」です
実際には複数のタイプが混ざっていることも多く、体力・季節・生活の変化によって体質は少しずつ動いています。チェックリストやこのタイプ解説だけで「自分は〇〇タイプだ」と決めて既製の漢方薬を選ぶと、本来の体質とずれてしまうことも少なくありません。一心堂薬局では、既製の処方をそのまま当てはめるのではなく、専門家がお一人おひとりの基礎体温表を見ながら丁寧に問診し、そのときの体質にぴったり合わせたオーダーメイドの漢方薬をご提案しています。
実際の相談・症例動画
YouTube内で、この症状に関する実際のご相談・症例が紹介されています。
漢方薬以外にできる養生法
よくある質問
要点のおさらい
- 妊活は「妊娠を意識し始めたとき」が始めどきで、基礎体温の記録が体のリズムを知る手がかりになります
- 低温期・高温期がそれぞれ約14日間、差が0.3〜0.5℃あるのが目安とされますが、個人差があります
- 漢方では基礎体温のパターンに応じて、当帰芍薬散・温経湯・加味逍遙散などが使い分けられます
- 1年以上妊娠しない場合は自己判断せず、婦人科への受診が大切です
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