肩こりとは
未来のために
肩こりとは
首すじから肩、背中にかけて張りや凝りを感じる「肩こり」について、原因やセルフチェック、漢方でのアプローチをまとめました。
この記事のポイント
- 01肩こりとは?原因となる筋肉を解説
- 02体質タイプ別にみる、漢方でのアプローチ
- 03日常生活で気をつけたい姿勢のポイント
セルフチェック
当てはまるものにチェックを入れてみてください。
肩こりとは
肩こりは、首の後ろから肩、背中にかけて広がる僧帽筋を中心に、複数の筋肉が緊張し、血行不良を起こすことで生じる状態です。日本整形外科学会でも、整形外科でよくみられる病気の一つとして紹介されています。
原因は、緊張するような姿勢での作業、猫背・前かがみの姿勢、運動不足、精神的なストレス、なで肩、長時間同じ姿勢を取り続けること、ショルダーバッグの使用、冷やしすぎなど多岐にわたります。多くは筋肉の緊張による一時的なものですが、高血圧や内臓の病気が関係していることもあるため、注意が必要です。
まれに、頸椎の病気(頚椎椎間板ヘルニアなど)や、五十肩などの肩関節の病気、脊髄腫瘍やがんの頸椎転移が背景にあることもあります。強い痛みやしびれを伴う場合、日常生活に支障が出るほどの場合は、自己判断でマッサージなどに頼らず、整形外科での検査をおすすめします。
主な原因
一般的な治療
整形外科では、問診や触診(僧帽筋の圧痛・筋緊張の確認)、レントゲン検査などで原因を調べ、必要に応じてMRIや血圧測定などの検査も行われます。頚椎や肩関節に明らかな原因疾患があれば、その治療が優先されます。原因がはっきりしない一般的な肩こりには、消炎鎮痛薬、湿布、ストレッチや姿勢指導などが用いられます。
漢方での考え方
漢方では、肩こりを血の巡りの滞り(瘀血)や、水分代謝の乱れ(水毒)、気の巡りの停滞などと関連づけて捉えることがあります。体力があり首から肩にかけて強くこるタイプ、冷えを伴うタイプ、ストレスによる緊張が強いタイプなど、体質に応じた処方を用いることで、根本的な体質改善を目指します。
よく使われる処方
体質のタイプによって、次のような処方が選ばれることがあります。
実際の漢方治療例
40代 女性
デスクワークによる慢性的な肩こり
ご相談時の状態
漢方的な見立て
ご提案した漢方薬
その後の経過
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よくある質問
Q肩こりは放っておいても大丈夫ですか?
A多くは一時的な筋肉の緊張ですが、しびれや強い痛みを伴う場合、日常生活に支障が出る場合は、頸椎や肩関節の病気が隠れていることがあるため、整形外科での検査をおすすめします。
Qマッサージに通えば治りますか?
A一時的に楽になることはありますが、姿勢や生活習慣を見直さないと再発しやすいです。ストレッチや運動習慣とあわせて取り組むことが大切です。
Q高血圧と肩こりは関係ありますか?
Aはい。高血圧など内科的な病気が肩こりに関係していることもあるとされています。気になる場合は内科での確認もあわせて検討してください。
Q冷やすのと温めるの、どちらがいいですか?
A慢性的な肩こりには、血行を良くする温めるケアが向いていることが多いです。ただし急な炎症を伴う痛みの場合は状況が異なるため、判断に迷う場合は医療機関にご相談ください。
Q頭痛を伴う肩こりは危険ですか?
A一般的な緊張型の頭痛を伴うことは珍しくありませんが、急激な激しい頭痛や、しびれを伴う場合は、早めに医療機関を受診してください。
Q漢方薬だけで治療できますか?
A頸椎や肩関節に明らかな病気がある場合は、その治療が優先されます。漢方は、体質面から血行や筋肉の緊張を整えるサポートとして、あわせて取り入れることをおすすめします。





