頭痛とは
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頭痛とは
「頭が痛い」と一口にいっても、頭痛にはいくつかのタイプがあります。片頭痛や緊張型頭痛などの特徴、受診の目安、漢方でのアプローチをまとめました。
この記事のポイント
- 01頭痛の主なタイプ(片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛)を解説
- 02すぐに受診が必要な「危険な頭痛」のサイン
- 03体質タイプ別にみる、漢方でのアプローチ
セルフチェック
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頭痛とは
頭痛は、原因となる病気が見当たらない「一次性頭痛」と、他の病気が原因で起こる「二次性頭痛」に大きく分けられます。日常的に悩まされる頭痛の多くは、一次性頭痛で、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などがあります。国内では、片頭痛が約800万人、緊張型頭痛は2000万人以上にのぼると推測されており、非常に身近な症状です。
片頭痛は、頭の片側(両側のこともあります)がズキンズキンと脈打つように痛み、吐き気や、光・音への過敏さを伴うことがあります。緊張型頭痛は、首や肩まわりの筋肉の緊張やストレスが関わり、頭全体が締めつけられるような痛みが特徴です。群発頭痛は、片側の目の奥に激しい痛みが一定期間集中して起こる頭痛で、頻度は低いものの、痛みの程度は強いとされています。
一方で、頭痛の中には、くも膜下出血や脳腫瘍、髄膜炎など、命に関わる病気が隠れていることがあります。突然の激しい頭痛、これまでに経験したことのない頭痛、発熱を伴う頭痛、手足のしびれや麻痺、ろれつが回らない、意識がぼんやりするといった症状を伴う場合は、すぐに救急受診が必要です。
主な原因
一般的な治療
頭痛の診療では、まず危険な二次性頭痛でないことを確認したうえで、頭痛の種類に応じた治療が行われます。治療は、痛みが出たときに使う「急性期治療」と、頭痛が起こりにくくするための「予防療法」に分けられます。片頭痛では、トリプタン系薬剤などの急性期治療薬に加え、近年はCGRP関連抗体薬といった予防薬も使われるようになりました。緊張型頭痛では、鎮痛薬のほか、ストレッチや姿勢の見直しなどの非薬物療法も大切です。頭痛薬を飲みすぎると、かえって頭痛が慢性化する「薬物乱用頭痛」を招くことがあるため、使用頻度が増えてきたら、早めに医療機関で相談してください。頭痛が起こった日や状況を記録する「頭痛ダイアリー」も、診断の助けになります。
漢方での考え方
漢方では、頭痛を、血の巡りの滞り、体内の水分代謝の乱れ(水毒)、冷え、ストレスによる気の乱れなどと関連づけて捉えることがあります。冷えると悪化し吐き気を伴うタイプ、天気や気圧の変化で悪化するタイプ、肩こりを伴うタイプ、生理に関連して起こるタイプなど、頭痛の出方や体質によって処方を使い分けます。
頭痛そのものを抑えるだけでなく、起こりにくい体づくりを目指すのが漢方の考え方です。「頭痛薬を飲む回数が増えてきた」「薬だけに頼ることに不安がある」という方も、お気軽にご相談ください。ただし、頭痛の種類によっては医療機関での診断が先に必要ですので、気になる症状があれば受診をおすすめします。
よく使われる処方
体質のタイプによって、次のような処方が選ばれることがあります。
実際の漢方治療例
30代 女性
天気の変わり目や生理前に悪化する頭痛
ご相談時の状態
漢方的な見立て
ご提案した漢方薬
その後の経過
40代 男性
肩こりとあわせて続く締めつけられる頭痛
ご相談時の状態
漢方的な見立て
ご提案した漢方薬
その後の経過
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よくある質問
Qこんな頭痛は、すぐ病院に行ったほうがいいですか?
A突然の激しい頭痛、今までにない強い頭痛、発熱を伴う頭痛、手足のしびれや麻痺、ろれつが回らない、意識がぼんやりするといった症状がある場合は、すぐに救急受診してください。
Q片頭痛と緊張型頭痛は、どう見分けますか?
A片頭痛は、頭の片側が脈打つように痛み、吐き気や光・音への過敏さを伴いやすく、動くと悪化します。緊張型頭痛は、頭全体が締めつけられるような痛みが多く、肩こりを伴いやすいのが特徴です。ただし両方を併せ持つ方もいるため、診断は医療機関で受けてください。
Q頭痛薬は、飲みすぎるとよくないのですか?
Aはい。頭痛薬を使いすぎると、かえって頭痛が慢性化する「薬物乱用頭痛」になることがあります。薬を飲む日が増えてきたら、医療機関で相談しましょう。
Q頭痛ダイアリーとは何ですか?
A頭痛が起こった日、痛みの強さ、飲んだ薬、天気や生理などの状況を記録するものです。頭痛のタイプや誘因が分かりやすくなり、診断や治療に役立ちます。
Q天気や気圧で頭痛が起こるのはなぜですか?
A気圧の変化が自律神経や脳の血管に影響して、頭痛を起こしやすくすると考えられています。体質によって影響を受けやすい方がいます。
Q漢方薬だけで頭痛は治りますか?
A体質に合った漢方薬で、頭痛が起こりにくくなる方もいらっしゃいますが、効果の出方には個人差があります。危険な頭痛を除外するため、まずは医療機関で診断を受け、そのうえで漢方を並行して取り入れることをおすすめします。





