帯状疱疹とは
未来のために
帯状疱疹とは
体の片側にピリピリとした痛みとともに現れる、赤みと水ぶくれ「帯状疱疹」について、原因やセルフチェック、漢方でのアプローチをまとめました。
この記事のポイント
- 01帯状疱疹とは?原因を解説
- 02体質タイプ別にみる、漢方でのアプローチ
- 03日常生活で気をつけたい予防のポイント
セルフチェック
当てはまるものにチェックを入れてみてください。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、過去に水ぼうそう(水痘)にかかった際に体内に潜伏していた水痘帯状疱疹ウイルスが、加齢や疲労、ストレスなどをきっかけに再活性化することで起こる病気です。神経に沿って、体の左右どちらか片側に帯状に、痛みを伴う赤みや水ぶくれが現れるのが特徴です。
80歳になるまでに約3人に1人が発症するといわれるほど身近な病気で、特に70歳代での発症が最も多いとされています。皮膚の症状が治まった後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛(PHN)」という合併症があり、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。
早期に治療を始めることで、皮膚症状を早く治し、帯状疱疹後神経痛を残しにくくすることにつながるため、症状に気づいたら早めの受診が大切です。
主な原因
一般的な治療
皮膚科では、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬による治療が基本となり、できるだけ早期(発疹出現から72時間以内が目安)に開始することが重要とされています。痛みが強い場合は鎮痛薬も併用されます。50歳以上の方などを対象に帯状疱疹ワクチンによる予防接種制度もあるため、自治体の助成制度とあわせて医療機関に相談するのもおすすめです。
漢方での考え方
漢方では、帯状疱疹を「気・血」の巡りの乱れと、体内にこもった「熱」や「湿」が関わる状態として捉えることがあります。体質や症状の時期(急性期か、痛みが残る時期か)に応じて、熱を冷ましたり、気血の巡りを促したりすることで、西洋医学的治療と並行した体質面からのサポートを行います。
よく使われる処方
体質のタイプによって、次のような処方が選ばれることがあります。
実際の漢方治療例
60代 女性
発疹後の痛みが続く帯状疱疹後神経痛
ご相談時の状態
漢方的な見立て
ご提案した漢方薬
その後の経過
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よくある質問
Q帯状疱疹は人にうつりますか?
A帯状疱疹として直接うつることはありませんが、水ぼうそうにかかったことがない方や免疫力の低い方に、水痘として感染させる可能性はあります。水ぶくれの部分には触れないよう注意しましょう。
Q一度かかったら、もうかかりませんか?
A一度の発症で免疫がついて再発しにくくなるとされていますが、まれに再発することもあります。
Qワクチンで予防できますか?
Aはい。50歳以上の方などを対象に帯状疱疹ワクチンがあり、自治体によっては費用の助成制度もあります。詳しくは医療機関や自治体窓口にご確認ください。
Q発疹が治れば治療は終わりですか?
A皮膚症状が治まった後も痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」に移行することがあります。痛みが続く場合は、引き続き医療機関での相談をおすすめします。
Qなぜ体の片側にだけ症状が出るのですか?
Aウイルスが特定の神経節に潜伏し、その神経が支配する範囲に沿って症状が現れるためです。そのため多くの場合、体の左右どちらか一方に帯状に症状が出ます。
Q漢方薬は皮膚科の治療と併用できますか?
A一般的には併用が検討されるケースもありますが、体質や服用中の薬によって異なりますので、自己判断せず医師・薬剤師に相談してください。





