冷え性とは
未来のために
冷え性とは
手足の冷えや、夏でも体が冷たいと感じる「冷え性(冷え症)」について、原因やセルフチェック、漢方でのアプローチをまとめました。
この記事のポイント
- 01冷え性(冷え症)とは?原因を解説
- 02体質タイプ別にみる、漢方でのアプローチ
- 03日常生活で気をつけたいポイント
セルフチェック
当てはまるものにチェックを入れてみてください。
冷え性とは
冷え性(医学的には「冷え症」)とは、周囲の人が寒さを感じない環境でも、手足や体に強い冷えを感じる状態を指します。病名としては扱われませんが、放置すると不調につながりやすく、ときに別の病気が隠れていることもあります。
女性は男性に比べて筋肉量が少なく、熱を作り出しにくいという特徴があります。冷房と外気の温度差、薄着、運動不足、冷たい飲食物の摂りすぎなどの生活習慣が重なると、自律神経による体温調節がうまく働かず、冷えを感じやすくなります。また、生理による鉄分不足も、冷え性の一因とされています。
漢方では、冷えを「治療の対象となる一つの病態」として古くから重視してきました。全身の冷えなのか、手足など末梢だけの冷えなのか、のぼせを伴うタイプかどうかなど、冷え方のパターンによって体質を見立て、それぞれに合った処方が用いられます。
主な原因
一般的な治療
西洋医学では「冷え性」自体を病名として扱わないため、明確な治療対象とはなりにくいのが実情です。強い冷えの背景に甲状腺機能低下症や貧血、血流障害など別の病気が隠れていることもあるため、症状が強い場合や長引く場合は、一度内科や婦人科で検査を受けることをおすすめします。
漢方での考え方
漢方では、冷えを一つの病態として捉え、体質に応じた処方を使い分けます。全身が冷えているタイプ、足だけ冷えるのに入浴するとのぼせてしまうタイプ、手足の末梢を中心に冷えを感じるタイプなど、冷え方のパターンによって見立てが異なります。血の巡りを良くしたり、体を温める生薬(乾姜・附子など)を用いたりすることで、代謝を高め、体の内側から冷えにくい体質づくりを目指します。
よく使われる処方
体質のタイプによって、次のような処方が選ばれることがあります。
実際の漢方治療例
30代 女性
手足の冷えと肩こりを伴う冷え性
ご相談時の状態
漢方的な見立て
ご提案した漢方薬
その後の経過
40代 女性
のぼせを伴う冷え性
ご相談時の状態
漢方的な見立て
ご提案した漢方薬
その後の経過
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よくある質問
Q冷え性は病気ですか?
A西洋医学では「病名」としては扱われませんが、放置すると不調につながりやすく、別の病気が隠れていることもあります。気になる場合は検査を受けることをおすすめします。
Q靴下を重ね履きすれば改善しますか?
A一時的に温めることはできますが、根本的な血行や代謝の改善にはなりません。適度な運動やバランスの良い食事とあわせて取り組むことが大切です。
Q男性でも冷え性になりますか?
Aはい。頻度は女性より少ないとされますが、筋肉量の少なさや生活習慣によっては男性でも冷えを感じることがあります。
Q冷たい飲み物を控えるだけで効果はありますか?
A冷たい飲食物は体を内側から冷やすため、控えることは一定の効果が期待できます。ただし、運動不足や自律神経の乱れなど他の要因も重なっている場合は、それらもあわせて見直すことが大切です。
Q漢方薬はすぐに効きますか?
A個人差がありますが、体質改善を目的とするため、数週間から数か月かけて実感される方が多いです。継続的な服用と、専門家によるこまめな体質の見直しが効果的です。
Q冷え性はどの年代に多いですか?
A特に女性は年代を問わず多くみられますが、更年期以降はホルモンバランスの変化により、より冷えを感じやすくなる傾向があります。





