喉の痛み(咽頭痛)とは

咽頭痛とは
健やかな
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呼吸器のお悩み 2026.10.08

喉の痛み(咽頭痛)とは

つばを飲み込むと痛い、のどがヒリヒリする。「喉の痛み(咽頭痛)」の主な原因と、受診の目安、漢方でのアプローチをまとめました。

咽頭痛とは

この記事のポイント

  1. 01喉が痛い原因として多い病気を解説
  2. 02すぐに受診が必要なサインとは
  3. 03体質タイプ別にみる、漢方でのアプローチ

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喉の痛み(咽頭痛)とは

のどの痛みは、のどが炎症を起こすことで神経が刺激され、感じる症状です。最も多い原因は風邪(ウイルス感染)ですが、のどの炎症には、のどの粘膜が腫れる「咽頭炎」、扁桃が腫れる「扁桃炎」、のどの奥の喉頭が腫れる「喉頭炎」など、いくつかの種類があります。

扁桃炎では、ものを飲み込むときの強い痛みが特徴で、喉頭炎では声がかれます。成人では、溶連菌感染症やEBウイルスによる伝染性単核球症が原因となることもあります。また、小児ではヘルパンギーナや手足口病、プール熱などのウイルス感染も多くみられます。

喉の痛み(咽頭痛)は、のどが炎症を起こすことで神経が刺激され、感じる症状です。最も多い原因は風邪(ウイルス感染)ですが、のどの炎症には、のどの粘膜が腫れる「咽頭炎」、扁桃が腫れる「扁桃炎」、のどの奥の喉頭が腫れる「喉頭炎」など、いくつかの種類があります。

ただし、のどの痛みには、緊急性の高い病気が隠れていることがあります。たとえば、のどの奥にある喉頭蓋が腫れる「急性喉頭蓋炎」は、強く腫れると気道をふさぎ、呼吸困難になることがあります。次のような場合は、すぐに受診してください。呼吸が苦しい。つばが飲み込めない、水分が摂れない。口が開きにくい、声がこもる。高熱を伴う。痛みが7日以上続く、または強まっている。

咽頭痛とは

主な原因

一般的な治療

耳鼻咽喉科や内科では、のどの状態を観察し、必要に応じて、溶連菌などの迅速検査を行います。ウイルス性の場合は、痛みを和らげる対症療法(消炎鎮痛薬、うがい薬など)が中心で、水分補給と十分な休養をとります。細菌感染と診断された場合は、抗菌薬による治療が行われます。扁桃周囲膿瘍や急性喉頭蓋炎が疑われる場合は、緊急の処置や入院が必要になることがあります。

痛みが3日以上続く、強まっている場合は、耳鼻咽喉科の受診がすすめられます。のどの違和感が長く続く場合は、まれに、喉頭がんや咽頭がんの初期症状のこともあるため、早めの診察を受けましょう。

漢方での考え方

漢方では、のどの痛みを、のどにこもった熱や炎症、のどの潤い不足(陰虚)、体力の低下などと関連づけて捉えます。発症初期でのどが赤く腫れて痛むタイプ、扁桃炎を繰り返すタイプ、のどが乾燥して空咳が出るタイプ、ストレスでのどに詰まった感じが続くタイプなど、症状の出方によって処方を使い分けます。

痛みを抑えるだけでなく、のどが荒れにくく、風邪をひいても長引きにくい体づくりをサポートするのが漢方の考え方です。「扁桃炎を繰り返している」「抗菌薬を飲むたびに、胃腸が荒れる」という方も、お気軽にご相談ください。ただし、強い痛みや高熱、呼吸のつらさがある場合は、先に医療機関の受診をおすすめします。

よく使われる処方

体質のタイプによって、次のような処方が選ばれることがあります。

実際の漢方治療例

ご相談例01

20代 女性

扁桃炎を繰り返し、そのたびに高熱が出るケース

✓

ご相談時の状態

年に何度も扁桃炎になり、そのたびに38度以上の熱とのどの強い痛みが出る。耳鼻咽喉科で抗菌薬を処方されるが、疲れがたまると再発していた。
✓

漢方的な見立て

のどにこもった熱と、体力の低下による抵抗力の弱り。
✓

ご提案した漢方薬

小柴胡湯加桔梗石膏 など(症状や体質により調整)
✓

その後の経過

睡眠や食事の見直しとあわせて服用を続け、半年ほどで扁桃炎を繰り返す頻度が減ったとのご報告。
ご相談例02

50代 女性

のどの乾燥と空咳が続くケース

✓

ご相談時の状態

風邪が治ったあとも、のどが乾燥してイガイガし、空咳が出る。声もかれやすく、エアコンの効いた部屋で悪化していた。
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漢方的な見立て

のどや気管の潤い不足(陰虚)。
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ご提案した漢方薬

麦門冬湯 など(症状や体質により調整)
✓

その後の経過

加湿や水分補給とあわせて服用を続け、数週間でのどの乾燥と空咳が軽くなったとのご報告。

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よくある質問

Qのどが痛いとき、どんな場合に受診したほうがいいですか?

A呼吸が苦しい、つばが飲み込めない、水分が摂れない、口が開きにくい、声がこもる、38度以上の高熱がある、痛みが7日以上続く、のどに白い斑点があるといった場合は、早めに受診してください。呼吸がつらい場合は、すぐに受診が必要です。

Q風邪の痛みと、細菌感染の痛みは、どう見分けますか?

A細菌感染では、痛みが強く出る傾向があり、扁桃が赤く腫れて、首のリンパ節が腫れて痛むことがあります。咳や鼻水を伴わないことも特徴とされますが、見た目だけでの判断は難しいため、気になる場合は検査を受けましょう。

Qのどの痛みは、何日くらいで治りますか?

Aウイルス性の咽頭炎では、痛みが最初の2〜3日にピークとなり、7〜10日ほどで良くなることが多いとされます。3日以上たっても改善しない、または強まる場合は、耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。

Q抗菌薬は、のどが痛いときに必ず必要ですか?

Aいいえ。のどの痛みの多くはウイルスが原因で、抗菌薬は効きません。細菌感染と診断された場合に使われます。

Qのどの違和感が、何週間も続いています。

A後鼻漏や胃酸の逆流、アレルギーなどが原因のことが多いですが、まれに、喉頭がんや咽頭がんの初期症状のこともあります。早めに耳鼻咽喉科で診察を受けてください。

Q子どもに漢方薬を使ってもいいですか?

A子どものお腹の調子や症状によって判断が必要です。自己判断せず、まずは小児科や耳鼻咽喉科で診察を受け、使う場合は、医師や薬剤師に相談してください。

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