乾癬とは
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乾癬とは
皮膚が赤くなり、うろこ状に厚く盛り上がる「乾癬」について、原因やセルフチェック、漢方でのアプローチをまとめました。
この記事のポイント
- 01乾癬とは?特徴と原因を解説
- 02体質タイプ別にみる、漢方でのアプローチ
- 03日常生活で気をつけたいポイント
セルフチェック
当てはまるものにチェックを入れてみてください。
乾癬とは
乾癬は、皮膚のターンオーバー(生まれ変わり)が異常に速くなることで、赤みのある発疹の上に、うろこ状の厚いかさぶた(鱗屑)が積み重なる慢性の皮膚疾患です。日本での患者数は人口の約0.3〜0.4%、43万〜56万人程度と推計されており、男性がやや多く、男性は30代・60代、女性は20代に発症のピークがあるとされています。
はっきりとした原因は完全には解明されていませんが、免疫の異常な働きに、遺伝的な体質や、感染・ストレス・生活習慣などの環境要因が加わって発症すると考えられています。肘・膝・頭皮など、刺激を受けやすい部位に症状が出やすいのも特徴です。
伝染する病気ではありませんが、見た目の症状から誤解を受けやすく、精神的な負担を感じる方も少なくありません。また、まれに関節に炎症が及ぶ「乾癬性関節炎」を合併することもあります。
主な原因
一般的な治療
皮膚科では、症状の重症度に応じて、ステロイドや活性型ビタミンD3外用薬による外用療法、紫外線を用いた光線療法、内服薬、生物学的製剤などによる治療が段階的に行われます。近年は生物学的製剤の登場により、より高い効果が期待できるようになっています。自己判断で治療を中断せず、専門医のもとで根気強く治療を続けることが大切です。
漢方での考え方
漢方では、乾癬を血の巡りの滞り(瘀血)や、体内にこもった余分な熱、皮膚の乾燥(血虚)などが関わる状態として捉えることがあります。体質や症状のタイプに応じて、熱を冷ましたり血の巡りを促したりすることで、皮膚科での治療と並行した体質面からのサポートを行います。
よく使われる処方
体質のタイプによって、次のような処方が選ばれることがあります。
実際の漢方治療例
40代 男性
肘・膝の症状が気になる乾癬
ご相談時の状態
漢方的な見立て
ご提案した漢方薬
その後の経過
30代 女性
頭皮のかゆみと乾燥を伴う乾癬
ご相談時の状態
漢方的な見立て
ご提案した漢方薬
その後の経過
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よくある質問
Q乾癬は人にうつりますか?
Aいいえ、うつりません。免疫の異常などが関わる病気であり、感染症ではないため、日常生活で他の人にうつることはありません。
Q乾癬は完治しますか?
A現在の医学では完全に治すことは難しいとされていますが、適切な治療によって症状をコントロールし、良い状態を長く保つことは可能です。
Q食事で気をつけることはありますか?
A特定の食事療法が確立されているわけではありませんが、肥満は症状に影響するとされているため、バランスの良い食事と適正体重の維持が勧められます。
Qストレスは症状に影響しますか?
Aはい。ストレスは乾癬の悪化要因の一つとされています。心身の負担を減らす工夫も、症状の安定に役立つと考えられています。
Q生物学的製剤とはどのような治療ですか?
A免疫の働きに関わる特定の物質を狙い撃ちする注射薬で、中等症から重症の乾癬に高い効果が期待できる治療法です。専門医のもとで導入の可否を判断します。
Q漢方薬だけで治療できますか?
A漢方薬は体質面から症状の緩和をサポートする位置づけです。皮膚科での標準治療に置き換わるものではないため、並行して取り入れることをおすすめします。





