つわりとは

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女性のお悩み 2026.08.26

つわりとは

妊娠初期に多くの方が経験する「つわり」について、原因やセルフチェック、漢方でのアプローチをまとめました。

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この記事のポイント

  1. 01つわりとは?症状と経過を解説
  2. 02体質タイプ別にみる、漢方でのアプローチ
  3. 03日常生活で気をつけたい食事のポイント

セルフチェック

当てはまるものにチェックを入れてみてください。

0/6が当てはまりました まずは気軽な気持ちでチェックしてみましょう。

つわりとは

つわりとは、妊娠に伴って生じる吐き気・嘔吐・食欲不振などの症状の総称で、妊娠5週頃から妊婦さんの50〜80%にみられるとされる、非常に身近な症状です。多くの場合、妊娠16週頃には自然に落ち着いていきます。

つわりの症状が悪化し、水分や食事がほとんど摂れず、体重減少や脱水、代謝異常など全身状態に影響が出るまでに進行した状態は「妊娠悪阻(にんしんおそ)」と呼ばれ、入院treatment を要することもあります。全妊婦の1〜2%程度が該当するとされ、この場合は自己判断せず、早めに産婦人科を受診することが大切です。

はっきりとした原因は完全には解明されていませんが、妊娠に伴うホルモン(hCGなど)の急激な変化や、胎盤から分泌される「GDF15」というホルモンの関与が近年注目されています。個人差が大きく、症状の重さや現れ方も人によって大きく異なります。

つわりとは

主な原因

一般的な治療

産婦人科では、軽度であれば食事や生活の工夫についてのアドバイスが中心となり、症状が強い場合はビタミンB6・制吐薬などの薬物療法が検討されます。海外で広く使われているビタミンB6と抗ヒスタミン薬を組み合わせた薬剤(ボンジェスタ)は、日本では2025年時点で未承認のため自費診療となりますが、個人輸入の形で処方を受けられる医療機関もあります。妊娠悪阻の診断がついた場合は、点滴による水分・栄養補給のための入院治療が行われることもあります。

漢方での考え方

漢方では、つわりを「気」の上昇や、胃腸の働きの乱れ(脾胃の不調)と関連づけて捉えることがあります。体質やつらさのタイプ(吐き気が強いか、食欲不振が強いかなど)に応じて、胃腸の働きを整えたり気の巡りを穏やかにしたりすることで、無理なく過ごせるよう体質面からのサポートを行います。妊娠中は使用できる漢方薬が限られるため、必ず専門家に相談のうえで検討してください。

よく使われる処方

体質のタイプによって、次のような処方が選ばれることがあります。

実際の漢方治療例

ご相談例01

20代 女性

吐き気と食欲不振が続く妊娠初期のつわり

✓

ご相談時の状態

妊娠8週頃から吐き気が続き、食欲がわかず、特定のにおいで気分が悪くなることが増えていた。
✓

漢方的な見立て

気の上昇と、胃腸の働きの乱れ(脾胃の不調)。
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ご提案した漢方薬

小半夏加茯苓湯 など(体質や状態に応じて調整、産婦人科と連携のうえ)
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その後の経過

無理のない範囲で服用を続け、少しずつ食事が摂りやすくなってきたとのご報告。

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よくある質問

Qつわりはいつまで続きますか?

A多くの場合、妊娠16週頃までには自然に落ち着いていきます。ただし個人差が大きく、それより長引く方もいます。

Q食べられるものだけ食べていても大丈夫ですか?

Aつわりの時期は、無理にバランスを整えようとせず「食べられるものを食べる」ことを優先して問題ないとされています。落ち着いてきたら徐々に食事を整えていきましょう。

Q水も飲めません。どうすればいいですか?

A水分がほとんど摂れない状態は「妊娠悪阻」の可能性があり、脱水のリスクもあるため、早めに産婦人科を受診してください。点滴による治療が必要な場合があります。

Q漢方薬は妊娠中でも安全に使えますか?

A妊娠中は使用を避けるべき生薬・処方もあるため、自己判断での服用は避け、必ず産婦人科医または漢方の専門家に相談のうえで使用してください。

Qつわりが軽いと赤ちゃんに何か問題がありますか?

Aつわりの重さと赤ちゃんの発育に直接の関係はないとされています。つわりが軽いからといって心配する必要はありません。

Q市販の酔い止め薬を飲んでも大丈夫ですか?

A妊娠中に使用できる薬は限られるため、自己判断での市販薬の使用は避け、産婦人科医に相談してから使用することをおすすめします。

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