男性不妊症とは

男性不妊症のイメージ
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その他 2026.08.26

男性不妊症とは

不妊の原因の約半数に関わるとされる「男性不妊症」について、原因やセルフチェック、漢方でのアプローチをまとめました。

男性不妊症のイメージ

この記事のポイント

  1. 01男性不妊症とは?原因を解説
  2. 02体質タイプ別にみる、漢方でのアプローチ
  3. 03日常生活で気をつけたいポイント

セルフチェック

当てはまるものにチェックを入れてみてください。

0/6が当てはまりました まずは気軽な気持ちでチェックしてみましょう。

男性不妊症とは

不妊症の原因は女性側だけにあるわけではなく、約半数は男性側にも原因があるとされています。にもかかわらず、精液検査への心理的なハードルの高さから、男性側の検査や治療が後回しにされがちなのが実情です。

男性不妊症の原因は、精子を作る機能そのものに問題がある「造精機能障害」が最も多く、その他に精子の通り道が塞がっている「精路通過障害」、性交やタイミングに関わる「性機能障害(ED)」などに分類されます。造精機能障害の原因の一つとして知られる「精索静脈瘤」は、陰嚢内の血管にこぶ状の膨らみができる状態で、精子の質に影響することがあります。

診断は、問診・身体診察・精液検査(2回以上)・ホルモン検査などを組み合わせて行われます。精液検査は禁欲期間を2〜7日ほど設けて実施し、精液量・精子濃度・運動率などをWHOの基準と照らし合わせて評価します。

男性不妊症とは

主な原因

一般的な治療

泌尿器科・不妊治療専門クリニックでは、検査で原因を明らかにしたうえで、精索静脈瘤があれば手術療法(顕微鏡下精索静脈瘤手術など)、造精機能に問題があればホルモン補充療法やビタミン・補酵素などによる薬物療法が検討されます。射精はできるが精液中に精子が見られない無精子症の場合は、精巣内から直接精子を採取する手術(TESEなど)を行い、体外受精・顕微授精につなげる方法もあります。パートナーの検査・治療とあわせて、夫婦で取り組むことが大切です。

漢方での考え方

漢方では、男性不妊を「腎(じん)」の力の衰えや、血の巡りの滞りと関連づけて捉えることがあります。体力の低下や冷え、ストレスなど、体質のタイプに応じて、腎を補ったり気血の巡りを整えたりすることで、精子の質や体調面をサポートする位置づけとして用いられることがあります。泌尿器科での検査・治療と並行して取り入れる方が多くいらっしゃいます。

よく使われる処方

体質のタイプによって、次のような処方が選ばれることがあります。

実際の漢方治療例

ご相談例01

30代 男性

精索静脈瘤を指摘された造精機能障害

✓

ご相談時の状態

不妊検査で精索静脈瘤と精液所見の低下を指摘され、冷えや疲れやすさも気になっていた。
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漢方的な見立て

腎の力の衰え(腎虚)と、血の巡りの滞り。
✓

ご提案した漢方薬

八味地黄丸 など(症状や体質により調整)
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その後の経過

泌尿器科での経過観察と並行し、数か月で体力の低下感がやや軽減したとのご報告。

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よくある質問

Q不妊の原因は女性側にあることが多いのですか?

Aいいえ。不妊症の原因は女性側・男性側がほぼ半々とされており、男性側だけに原因がある場合も、両方に原因がある場合もあります。パートナーと一緒に検査を受けることが大切です。

Q精液検査はどこで受けられますか?

A不妊治療を専門とするクリニックや病院で受けられます。一般の泌尿器科では実施していない場合もあるため、事前の確認をおすすめします。

Q精索静脈瘤があると必ず手術が必要ですか?

A精子形成障害を伴う場合など、状況に応じて手術が検討されます。無症状で精液所見に問題がなければ、経過観察となることもあります。

Q生活習慣の改善で精子の質は良くなりますか?

A禁煙、節度ある飲酒、ストレス管理、長時間の高温環境(サウナなど)を避けることなどが、精子の質に良い影響を与える可能性があるとされています。

Q無精子症でも子どもを持つことはできますか?

A精巣内から精子を採取できれば、顕微授精によって妊娠を目指せる可能性があります。詳しくは専門医にご相談ください。

Q漢方薬だけで改善できますか?

A漢方薬は体質面から精子の質や体調をサポートする位置づけです。泌尿器科での検査・治療と並行して取り入れることをおすすめします。

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