バセドウ病とは
未来のために
バセドウ病とは
動悸や体重減少、手の震えなどを引き起こす「バセドウ病」について、原因やセルフチェック、漢方でのアプローチをまとめました。
この記事のポイント
- 01バセドウ病とは?原因を解説
- 02体質タイプ別にみる、漢方でのアプローチ
- 03日常生活で気をつけたいポイント
セルフチェック
当てはまるものにチェックを入れてみてください。
バセドウ病とは
バセドウ病とは、甲状腺を過剰に刺激する自己抗体(TRAb)ができることで、甲状腺ホルモンが必要以上に作られてしまう自己免疫性の病気です。甲状腺機能亢進症の代表的な原因の一つで、20〜40代の女性に多くみられます。
甲状腺ホルモンは全身の代謝を調節する働きを持つため、過剰になると動悸、体重減少、多汗、手の震え、イライラ感など、全身にさまざまな症状が現れます。眼球が突出して見える、まぶたが腫れるといった目の症状を伴うこともあります。
発症には遺伝的な体質に、感染やストレスなどの環境要因が加わることが関係していると考えられています。血縁者にバセドウ病の方がいる場合、一般の方より発症しやすいことも分かっています。
主な原因
一般的な治療
内分泌内科・甲状腺専門クリニックでは、抗甲状腺薬による薬物療法が第一選択となることが多く、平均1〜2年程度、状態によってはより長期に服用を続けます。薬物療法以外にも、放射性ヨウ素内用療法や甲状腺摘出術が選択されることもあります。未治療のまま放置すると、不整脈や心不全などのリスクが高まるため、症状に心当たりがあれば早めの受診が大切です。
漢方での考え方
漢方では、バセドウ病でみられる動悸・イライラ・のぼせなどの症状を、「気」の高ぶりや「肝」の働きの乱れとして捉えることがあります。体質に応じて気持ちを落ち着け、体内の余分な熱を鎮めることで、専門医による治療と並行した体質面からのサポートを行います。
よく使われる処方
体質のタイプによって、次のような処方が選ばれることがあります。
実際の漢方治療例
30代 女性
動悸とイライラを伴うバセドウ病
ご相談時の状態
漢方的な見立て
ご提案した漢方薬
その後の経過
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よくある質問
Qバセドウ病は完治しますか?
A抗甲状腺薬による治療で症状が落ち着き、寛解(症状が治まった状態)に至る方も多くいます。ただし再発することもあるため、医師の指示に従った経過観察が大切です。
Q遺伝しますか?
Aバセドウ病になりやすい体質は遺伝するとされていますが、体質だけで必ず発症するわけではなく、環境要因が加わって発病します。血縁者に患者がいる場合は、一般の方より発症しやすいと言われています。
Q妊娠中でも治療できますか?
A妊娠中も治療は可能ですが、使用できる薬の種類や量に配慮が必要です。妊娠を希望する場合、または妊娠中の場合は、必ず事前に主治医に相談してください。
Q漢方薬だけで治療できますか?
A漢方薬は動悸やイライラなどの自覚症状を和らげる体質面のサポートとして用いられます。甲状腺ホルモンの異常自体を治療するものではないため、専門医の治療と併用することが基本です。
Q症状が軽い場合は治療しなくても大丈夫ですか?
A未治療のまま放置すると、不整脈や心不全などのリスクが高まることがあります。症状が軽くても、一度専門医の診断を受けることをおすすめします。
Qどのくらいの期間、薬を飲み続けますか?
A抗甲状腺薬の治療期間は平均1〜2年程度とされることが多いですが、個人差があり、より長期に及ぶこともあります。自己判断で中断せず、医師の指示に従ってください。





