甘麦大棗湯

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甘麦大棗湯かんばくたいそうとう

甘草・小麦・大棗のわずか3種類の生薬から成る、優しい甘さが特徴の処方です。小児の夜泣きや、情緒不安定・不安感に用いられます。

この処方について

由来と東洋医学的な位置づけ

甘麦大棗湯は、中国の古典医学書『金匱要略』に記載されている処方で、甘草(かんぞう)・小麦(しょうばく)・大棗(たいそう)のわずか3種類の生薬から構成されるシンプルな処方です。名前の通り優しい甘さがあり、漢方薬が初めての方やお子様にも取り入れやすいとされています。 東洋医学では、精神的な動揺や急な情緒の不安定さを鎮めることを目的とした処方として、古くから小児の夜泣きや、大人の不安発作に用いられてきました。近年では、発達障害に伴う情緒不安や興奮に対して、通院治療と並行するサポート治療として用いられることもあります。

効能・効果

どんな症状に用いられるか

一般用医薬品 添付文書情報より

小児の夜なき、ひきつけ、不眠症、精神不安定、あくび

構成生薬

甘麦大棗湯を構成する生薬

向いている体質

こんな体質・お悩みの方に

不安・情緒不安定タイプ 夜泣き 精神的な動揺 小児から使用可

精神的に不安定になりやすく、不安感や情緒の波が目立つ方に用いられることが多い処方です。優しい甘さで、お子様にも取り入れやすい処方です。

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服用にあたって

上記の効能・効果や構成生薬は、公的な医薬品情報に基づく一般的な内容です。実際の服用にあたっては、体質や他の服用薬との組み合わせによって適否が異なるため、自己判断での購入・服用ではなく、薬剤師・登録販売者・医師にご相談ください。

あなたの体質に合わせて調整することもできます

一心堂薬局では、甘麦大棗湯のような既製の処方をそのままお渡しするだけでなく、問診を踏まえて生薬の配合バランスを調整するオーダーメイド漢方もご提案しています。「なんとなく合わない気がする」という方も、お気軽にご相談ください。

参考文献・出典

この記事の情報源

荻秀康
荻秀康(薬剤師) / 漢方専門 一心堂薬局
漢方薬局にて7年勤務。体質相談・オーダーメイド漢方のご提案を行っています。
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の効能を保証するものではありません。体質や症状には個人差があり、服用にあたっては薬剤師・登録販売者・医師にご相談ください。
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