蝉退

蝉退
CICADAE PERIOSTRACUM
基原
セミ科のスジアカクマゼミ、ミンミンゼミなどの幼虫のぬけ殻
主要成分
キチン質など
効能・効果
疏散風熱・利咽透疹・明目退翳・解痙(体表の熱を発散させ、のどの通りを良くする。発疹を出しやすくし、目の働きを助け、痙攣を鎮める働きもある)。のどの痛み・かすれ声、麻疹・じんましんの初期、目の充血・かすみ、ひきつけなどに用いられる
特徴
植物ではなく、セミの幼虫が羽化する際に脱ぎ捨てた抜け殻を用いる、珍しい生薬です。『名医別録』には「蝉殻」という名前で、子どものひきつけを治す薬として収載されています。正岡子規が俳句に詠むなど、日本人にも馴染み深いセミの抜け殻ですが、消風散など、皮膚のかゆみを鎮める処方に配合されます。
こんな方に
◎のどの痛み・かすれ声が気になる方。
◎じんましん・発疹の出始めが気になる方。
◎目の充血・かすみが気になる方。
◎お子さんのひきつけが気になる方。

