口囲皮膚炎はなぜ繰り返す?漢方の視点で見る原因とケア
口囲皮膚炎、内側から整えるという選択
口のまわりに小さなブツブツやかゆみが出て、なかなか治らない——。
塗り薬だけでなく、体質そのものを見直すという視点もあります。
朝、鏡を見て「あれ、また口の周りが赤い」と気づく。保湿してもよくならないし、かゆみもある。マスクの摩擦かな、乾燥かな、と自己判断でスキンケアを変えてみても、一向に改善しない——。
これは、20〜40代の女性に多くみられる「口囲皮膚炎」という皮膚トラブルのサインかもしれません。漢方では、肌のトラブルを「外側のケア」だけでなく、体の内側の巡りや体質とあわせて考えます。
特徴的な発疹の出かた
- 口のまわり(頬・あご寄り)に、赤く小さなブツブツが集まって出やすい
- 唇のキワ(赤唇縁)そのものは、比較的症状が出にくい傾向があります
こんな症状に心当たりはありませんか
- ✓口のまわり(唇のキワを除く)に小さな赤いブツブツが集まってできている
- ✓ピリピリ、またはかゆみを伴うことがある
- ✓保湿剤を変えても、むしろ悪化した気がする
- ✓市販のステロイド外用薬を使うと一時的によくなるが、やめるとぶり返す
- ✓疲れやストレスがたまると、決まって肌が荒れる
主な原因として考えられること
ステロイド外用剤の使用歴
顔に長期間ステロイド外用薬を使用していた場合、中止後に症状が出ることがあります。もっとも多い誘因のひとつとされています。
過剰なスキンケア
クレンジングや洗顔のしすぎ、厚塗りの保湿・化粧下地の重ねづけが、肌のバリア機能を乱す一因になることがあります。
ホルモン・自律神経の乱れ
生理周期や睡眠不足、ストレスによる自律神経の乱れに伴って、悪化・改善を繰り返すケースも報告されています。
胃腸の働きの低下
消化吸収の力が落ちていると、肌のターンオーバーやバリア機能にも影響が出やすいと考えられています。
漢方的にみると「巡りの乱れ」
漢方では、口のまわりは「脾(消化器系)」や「巡り」の状態が表れやすい部位とされています。同じ口囲皮膚炎でも、体質によって「熱がこもりやすいタイプ」「胃腸が弱く潤い不足になりやすいタイプ」など背景はさまざまです。だからこそ、外用薬だけに頼らず、体質を見極めたうえでのケアが選択肢のひとつになります。
自己判断でのステロイド使用には注意が必要です
「赤みには一旦ステロイドを塗れば落ち着く」というのは、実は口囲皮膚炎においては悪循環を招くことがあります。市販薬で一時的に改善しても再燃を繰り返す場合は、自己流のケアを続けるより、体質からじっくり見直す漢方相談を検討してみてください。
体質に合わせた漢方相談、はじめませんか
「これって相談していいこと?」と迷う方も多いのですが、繰り返す肌トラブルほど、体質からのアプローチが力になります。ご都合に合わせて、オンライン・ご来店どちらでも承っています。
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