附子

附子

附子ぶし

PROCESSI ACONITI RADIX

基原

キンポウゲ科のハナトリカブトまたはオクトリカブトの塊根を加工したもの

主要成分

アルカロイド(ベンゾイルメサコニン、メサコニチンなど)、多糖類

効能・効果

回陽救逆・散寒止痛(体を強く温め、生命力を鼓舞する。冷えによる痛みを止める働きに優れる)。手足の強い冷え、関節痛・神経痛、下痢・腹痛などに用いられる

特徴

トリカブトの塊根を基原とする、附子剤の中でも特に体を温める力の強い生薬です。トリカブトは有毒植物として知られていますが、毒性を減らすための加工(高圧蒸気処理など)を施した「加工附子」が漢方薬に使われます。真武湯・八味地黄丸・麻黄附子細辛湯・桂枝加朮附湯など、体力の低下や強い冷えを伴う状態に用いる処方に配合される、代表的な温める生薬です。

こんな方に

◎手足の冷えが強い方。
◎関節痛・神経痛が気になる方。
◎体力の低下・エネルギー不足を感じる方。
◎冷えによる下痢・腹痛が気になる方。