天麻

天麻

天麻(てんま)

GASTRODIAE TUBER

基原

ラン科のオニノヤガラの塊茎を、湯通しまたは蒸したもの

主要成分

フェノール類(ガストロジン、バニリン、バニリルアルコール)、粘液質など

効能・効果

平肝熄風・止痙・止痛(高ぶった肝の働きを鎮め、痙攣やめまいを抑える。痛みを和らげる働きもある)。めまい、頭痛、手足のしびれ、痙攣、ひきつけなどに用いられる

特徴

ラン科の植物の塊茎を用いる、高貴薬として知られる生薬です。オニノヤガラは葉緑素を持たず、地下でナラタケ菌と共生して栄養を得る珍しい植物で、「ガストロディア(Gastrodia)」という属名は花の形が胃に似ていることに由来します。古くからめまいや痙攣、手足の麻痺などに用いられ、半夏白朮天麻湯など、頭が重いめまいや頭痛を改善する処方に配合されます。

こんな方に

めまい・ふらつきが気になる方。頭痛・頭重感が気になる方。手足のしびれが気になる方。お子さんのひきつけが気になる方。