甘茶

甘茶
HYDRANGEAE DULCIS FOLIUM
基原
アジサイ科のアマチャ(ガクアジサイの変種)の葉を、通例、揉捻したもの
主要成分
イソクマリン関連化合物(フィロズルチンなど)
効能・効果
矯味・甘味付け(他の生薬の苦味を和らげ、飲みやすくする)。抗酸化・抗菌作用も報告されている
特徴
甘茶は、一般的な漢方薬の処方にはほとんど配合されない、少し珍しい生薬です。含まれる「フィロズルチン」という成分が砂糖の数百倍ともいわれる強い甘味を持つため、丸剤の甘味付けや口腔清涼剤の原料など、他の薬を飲みやすくする「矯味料」として使われてきました。4月8日のお釈迦様の誕生日を祝う「花まつり(灌仏会)」で、誕生仏に甘茶をかける風習があることでも知られています。濃く煮出しすぎると、まれに中毒症状を起こすことがあるため、適度な濃さで用いることが推奨されています。
こんな方に
◎苦い漢方薬を飲みやすくしたい方。
◎ノンカロリーの自然な甘味を求める方。

