摂食障害とは

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こころ・自律神経 2026.08.30

摂食障害とは

食べることや体重・体型へのとらわれによって、心と体の健康に影響が出る「摂食障害」について、特徴や漢方でのアプローチをまとめました。

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この記事のポイント

  1. 01摂食障害とは?主な2つのタイプを解説
  2. 02専門的な治療の重要性について
  3. 03漢方の視点からみた、体づくりのサポート

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摂食障害とは

摂食障害は、食行動の異常や、体重・体型への強いこだわりによって、心と体の健康、そして日常生活に支障が出る病気です。主に、極端な食事制限によって著しい体重減少がみられる「神経性やせ症」と、むちゃ食いと、それに伴う代償行動を繰り返す「神経性過食症」の2つのタイプに大別されます。

年齢や性別を問わず誰でもかかりうる病気ですが、若い女性に多くみられる傾向があります。国内の推定患者数は約22万人とされ、精神疾患の中でも身体への影響が大きい病気の一つとして知られています。

発症には、心理的な要因(完璧主義や自己評価の低さなど)、社会的な要因(痩身を理想とする価値観など)、生物学的な要因(体質やホルモンバランス)、環境的な要因(人間関係の悩みなど)が、複雑に絡み合っていると考えられています。一つの原因だけで説明できるものではなく、決して本人の意志の弱さによるものではありません。

摂食障害とは

主な原因

一般的な治療

摂食障害は、早期の発見と専門的な治療が重要な病気です。精神科・心療内科では、心理療法(認知行動療法など)を中心に、必要に応じて栄養指導や薬物療法、身体的な合併症に対する内科的な管理が行われます。症状が重い場合は入院治療が必要になることもあります。国立精神・神経医療研究センターの摂食障害全国支援センターが、全国の相談窓口・専門治療施設の情報を公開しているので、どこに相談すればよいか分からない場合の参考になります。一人で抱え込まず、早めに専門家に相談することが回復への第一歩です。

漢方での考え方

漢方は、摂食障害そのものを治療するものではなく、あくまで精神科・心療内科での専門的な治療と並行して、体力の低下や胃腸の働きの乱れなど、体質面のつらさに寄り添うサポートとして用いられることがあります。ご本人の状態や治療の状況に応じて、専門医と相談しながら取り入れるかどうかを判断することが大切です。

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よくある質問

Q摂食障害は本人の意志が弱いから起こるのですか?

Aいいえ、そうではありません。心理的・社会的・生物学的・環境的な要因が複雑に絡み合って発症する病気であり、意志の強さの問題ではありません。

Q家族や友人が摂食障害かもしれません。どう接すればいいですか?

A体重や食事の内容を指摘することは、かえって負担になることがあります。まずは本人の気持ちに寄り添い、専門機関への相談を一緒に考える姿勢が大切です。

Qどこに相談すればいいか分かりません。

A国立精神・神経医療研究センターの「摂食障害全国支援センター」のウェブサイトで、全国の相談窓口や専門治療施設の情報を確認できます。まずはお近くの精神科・心療内科、または相談窓口にご相談ください。

Q治療にはどのくらいの期間がかかりますか?

A症状の程度や個人差によって大きく異なります。回復には時間がかかることも多いですが、適切な治療と支援によって回復を目指すことができる病気です。

Q漢方薬だけで治療できますか?

Aいいえ、漢方薬だけで治療できるものではありません。精神科・心療内科での専門的な治療が基本であり、漢方はあくまで体質面のサポートとして、専門医と相談しながら検討するものです。

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