統合失調症とは
未来のために
統合失調症とは
幻覚や妄想などの症状が現れる「統合失調症」について、特徴や、専門治療のもとでの漢方の位置づけをまとめました。
この記事のポイント
- 01統合失調症とは?主な症状を解説
- 02早期の専門治療がなぜ重要か
- 03漢方の視点からみた、体質面でのサポート
統合失調症とは
統合失調症は、幻覚、妄想、まとまりのない思考や行動、意欲の低下などの症状が現れる精神疾患です。100人に1人程度がかかるとされ、決して珍しい病気ではありません。
症状は大きく、健康なときにはなかった状態が現れる「陽性症状」(幻覚・妄想など)と、健康なときにあったものが失われる「陰性症状」(意欲や感情表現の低下など)に分けられます。他の人には聞こえない声が聞こえる「幻聴」は、特徴的な症状の一つです。
原因ははっきりと分かっていませんが、脳の機能的な変化や遺伝的な要因が関わっていると考えられています。早期に発見し治療を始めるほど、症状が重くなりにくいとされているため、早期発見・早期治療が特に重要な病気です。
主な原因
一般的な治療
統合失調症の治療は、抗精神病薬による薬物療法が中心となり、あわせて専門家によるカウンセリングやリハビリテーション(社会生活技能訓練など)が行われます。薬物療法は症状の改善だけでなく、再発予防のためにも重要とされており、医師の指示のもとで継続することが大切です。気になる症状がある場合は、精神科・心療内科、または保健所や精神保健福祉センターなどの相談窓口に早めに相談することをおすすめします。
漢方での考え方
統合失調症は、抗精神病薬による専門的な治療が不可欠な病気であり、漢方はその代わりになるものではありません。あくまで、精神科での治療を受けている方の、体力の低下や睡眠の乱れ、薬の副作用に伴う体調面のつらさなどに寄り添う、補助的なサポートとして用いられることがあります。取り入れる場合は、自己判断で行わず、必ず主治医に相談のうえで検討することが大切です。
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よくある質問
Q統合失調症は珍しい病気ですか?
Aいいえ。100人に1人程度がかかるとされており、決して珍しい病気ではありません。
Q統合失調症は治りますか?
A早期に適切な治療を受けることで、症状が落ち着き、安定した生活を送れる方も多くいます。治療の継続が回復や再発予防につながります。
Q薬はいつまで飲み続ける必要がありますか?
A症状が落ち着いた後も、再発予防のために薬物療法を継続することが推奨される場合が多くあります。自己判断で中断せず、必ず主治医の指示に従ってください。
Q家族が統合失調症かもしれません。どうすればいいですか?
Aご本人を責めたり問い詰めたりせず、まずは精神科・心療内科や、お近くの保健所・精神保健福祉センターなどの相談窓口に相談することをおすすめします。
Q漢方薬だけで治療できますか?
Aいいえ。統合失調症の治療には抗精神病薬による専門的な治療が不可欠です。漢方はあくまで体調面の補助的なサポートであり、主治医と相談のうえで検討するものです。
Q遺伝しますか?
A遺伝的な要因が関わっているとされていますが、それだけで発症が決まるわけではなく、環境的な要因なども複雑に関わっていると考えられています。




