夏の冷房肩こりの原因と漢方ケア
その肩こり、冷房のせいかもしれません
「肩こりは冬のもの」と思っていませんか?
実は夏、冷房の効いた室内で過ごす時間が長くなるこの季節こそ、肩こりが増える人が多いのです。
冬でもないのに、朝から肩がガチガチ。マッサージに行っても、その場は楽になるけれど、またすぐに戻ってしまう。実はそれ、寒さではなく「冷房」が原因かもしれません。
オフィスや電車、自宅の冷房——夏は、体が一日中冷やされ続けている季節でもあります。薄着で肩や首がむき出しのまま冷気にさらされ、外の暑さとの温度差で自律神経も乱れがち。漢方では、こうした「冷えによる巡りの滞り」を、肩こりの背景として重視します。
冷房で特に冷えやすい部位
- 首の後ろ・肩まわり・背中は、薄着だと冷気に直接さらされやすい部位
- 手足の先まで冷えると、全身の巡りの滞りのサインになっていることも
こんな夏の過ごし方に心当たりはありませんか
- ✓オフィスや自宅で、冷房の風に直接肩や首が当たっている
- ✓外は汗ばむのに、室内では羽織るものがないと肌寒い
- ✓夏なのに湯船に浸からず、シャワーだけで済ませがち
- ✓冷たい飲み物・食べ物を、無意識にたくさん摂っている
- ✓夕方になると、肩や首がずっしり重く感じる
- ✓手足の先が、夏なのに冷たいと感じることがある
夏の肩こりが起こりやすい理由
冷房による筋肉のこわばり
冷気に長時間さらされると、筋肉が緊張して血行が悪くなります。特に薄着で露出しやすい首・肩まわりは、冷えの影響を受けやすい部位です。
室内外の温度差による自律神経の乱れ
猛暑の屋外と、冷房の効いた室内を何度も往復することで、体温を調整する自律神経が疲弊し、血流のコントロールがうまくいかなくなります。
冷たい飲食物の摂りすぎ
アイスや冷たい飲み物を多く摂ると、内臓から体が冷えやすくなります。胃腸が冷えると、全身の巡りにも影響が及ぶと考えられています。
夏バテによる体力・血流の低下
暑さによる食欲不振や睡眠不足が続くと、体力や血の巡りそのものが低下し、肩こりが慢性化しやすくなります。
漢方的にみると「気血の滞り」
漢方では、肩こりを「気(エネルギー)」や「血(けつ)」の巡りが滞った状態としてとらえます。夏は、冷房による冷えと、冷たい物の摂りすぎによる胃腸の負担が重なりやすく、巡りが滞りやすい季節でもあります。同じ肩こりでも、冷えが強いタイプ、疲れが強いタイプなど、体質によって背景はさまざまです。だからこそ、マッサージだけに頼らず、体質を見極めたうえでのケアが選択肢のひとつになります。
こんな場合は自己判断せず、早めにご相談ください
「ただの肩こり」と思っていても、しびれや強い痛みを伴う場合、腕が上がりにくい場合などは、肩こり以外の原因が隠れていることもあります。マッサージや湿布だけで様子を見続けず、気になる症状が続く場合は、早めに専門家へご相談ください。
体質に合わせた漢方相談、はじめませんか
「肩こりくらいで相談していいのかな」と迷う方も多いのですが、繰り返す不調ほど、体質からのアプローチが力になります。ご都合に合わせて、オンライン・ご来店どちらでも承っています。
一心堂薬局
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